心臓は全身に血液を送り出すポンプの役目をしています。血液を全身に循環させる臓器「心臓」に関連した疾患を扱う科です。高血圧・不整脈・狭心症・心筋梗塞・心不全・動脈硬化・心筋症・動脈瘤 などの疾患がそれにあたります。
日本人の死亡総数に占める心臓病・脳血管障害の割合はなんと癌（がん）による死亡数を上回り3割を越えているのです。循環器疾患になりやすいリスクファクターとして高血圧・糖尿病・高脂血症・高尿酸血症・喫煙・肥満・家族歴（家族に心臓の病気のある方）が考えられます。
一定量以上の運動をすると決まって胸がしめつけられる、息切れがする。
朝方や寒い日に胸がしめつけられる。
突然、動悸がする。ドクドクっと胸が打つ。脈が規則正しく打っていない。
夜間、胸が息苦しくてよく眠れない。
片側あるいは両側の足が冷たい。歩いていると痛くて歩けなくなる。
足がむくみやすい。
検診で心電図異常やレントゲンで心肥大を指摘された。
いつも血圧が高いといわれる。（正常値は140/80以下です。）
近年、生活習慣病に気をつけましょう、と言われています。生活習慣病とは高血圧・糖尿病・高脂血症などを指します。
なってしまってから治療を開始するのではなく、これらの疾患にならないよう予防として 日常生活に気をつけましょうということが叫ばれています。これらの生活習慣病を引き起こす生活リズムは循環器の病気と大いに関連しています。
食べすぎ・飲みすぎ・運動不足・
睡眠不足・ストレス・喫煙
みなさんは思い当たることはないでしょうか？日ごろの生活リズムを健康に保つこと、毎日続けることというのは思っている以上に難しいことだと思います。一人でやりにくければ、どなたかを誘って 続けてみてはいかがでしょうか？今からでも遅くはありません！
※ 数ある生活習慣病の中でも、「がん」「脳卒中」「心臓病」は 三大生活習慣病と言われてます。
それは、これら三つの病気が日本人の死因の約6割を占めているからです。
